西ぐる屋特製「古式カレー」

「ライスカレー」といったほうが風情の有るカレー。
冷凍庫から取り出し流水で少し解凍。その後小鍋に入れて弱火で焦がさないように火を通す。甘い香りと何か懐かしい・・・昭和４０年代初期に母の伯母のところで頂いたラーメンに似た香りが鼻腔に蘇った。
以前「食味」について「ものの本」からの薀蓄を記述したが、このカレーは「作り手を知っている。作り手が一生懸命作った。作り手は何でも凝って作る。相当な手間と時間を掛けて作った。」という事前情報がいっせいさんの言うがごとくインプットされているので、温めなおすところからポジティブに向かわせてしまう。（続く）
続き・・ほろ苦くてほんの少しの渋味（デミグラスソースのそれ）があるのは何でかな。ルーを作るときに小麦粉を意図的に焦がし気味に？
そうそう、さっき西ぐるさんとこ読み返して「あっそうか」と思ったのがこれって自作ラーメンの時の２番出汁使ったんじゃね＾＾；だから懐かしいラーメンの香りを感じたんじゃな。しかしタッパーに入ったカレー一つで色々と楽しませていただきました。ありがとね！

独善的「旨い不味い好き嫌い・・・」
私は出来たての香りが飛び立つカレーが好き。だからクミンの量かカレー粉をもう少し増やして欲しい。色付けにターメリック？を使われたのかその量が多いのか、それとも小麦粉を炒めた時の焦がし加減？か、この苦味は嫌い。スープのアイデアは懐かしい味がするので好き。コクやまろやかさは非を付ける必要は無い。結論として：甘味塩味ともに良いが、もって行かれるような香り作り、苦味を押さえないと、不味くは無いが☆二つ。苦味が無くなれば星三つ。香りが立てば星４つ。こんなん出ましたけど＾＾；