商人

bukky2005-05-18

流石に人気店。午後二時を過ぎようとしているのに客足が途絶えない。私がいつも座るカウンターの席も先客がハフハフとラーメンをすすっている。以前に比べて店内の匂いが穏やかになったのはスープの出汁のメインを「鶏」から「豚」に替えたからであろう、立ち込めるは醤油と節系の香りと甘いチャーシューの香りが混在する匂い。ほんとにここだけは、不快な匂いがしないのがイイ。
溢れんばかりのスープに肩ロースの叉焼、三枚肉の炙り叉焼。煮玉子にネギ。それにシャキシャキ感の無いメンマ。(なぜメンマをこのようなこま切れに、しかも甘辛くするのか。は、未だに納得できないが)麺がやや太くなっているのはご愛嬌か。どこまで搾り出すんやねん、と言いたくなるほど遠心分離機で搾り出された出汁は、出汁というよりも肉のジュース。以前には無い、表面が透明なのはゼラチンの層?メインを豚に変更した時よりも面持ちが少し変っている。
どの世代に焦点を絞るのかが「味付けスープ」の要なのだろうが、全てにおいて味付けが濃いので、スープまで完間食出来なくなったのが残念。