「麺屋 たくみ」

bukky2004-12-18

「麺屋たくみ」2003年5月18日開店。岡山市の中心部、大雲寺交差点老舗のたこ焼きやミオミオの北隣。和食の料理人だった店主の作り出す「支那そば」は今年の夏以降の進化が著しい。主に豚骨や鶏がらや鰹節で取られた出汁に富士麺ず工房の中細麺、優しく味付けされたシナチクに脂身のえげつなさを残す柔らかな叉焼、薄い小口の青ネギが散る。画像は「たくみそば」なので、基本のそばに玉子と白髪ネギが追加される。今年の夏からの変化は鶏がらメインの醤油そばを苦心しだした頃から。鶏がらの臭みを押さえ上品な旨みと鶏油の効いた品を作り出そうと裏メニューにしながら試行錯誤しだしてから看板メニューの支那そばにも旨い具合に拍車が掛かったように思える。ビジュアル系でガツンの流行のラーメンと比較したくない職人の繊細さを感じるラーメンを味わえるのは「ここだね!」と私的太鼓判を押して差し上げたい。挑発的でもない。エキサイティングでもない。何かしら癒される様な優しさを持つ一品。

たくみそば650円、メインの支那そば550円。醤油は600円。チャーシュー丼350円も旨い。