元気がいいけど寒かった

bukky2004-12-04

昨夜ぶんぶくしてきた。入店一番、声がやたらと大きな主人のウエルカムコールがびっくりするほど喧しい。こってりしたスープの一口目は「ん?いい感じぃ?」と?(=はてな)付きで良いのだが、二口目には妙な臭味と、アクも味のうちかも知れんけどエグミを感じだす。存在感のない薄切り叉焼のプレーンな味で口直しした後スープをすすると、更にえげつないもわっとした臭みが加速する。加えて、崩れた骨のザラツキが口に当たりだす。大き目の長い叉焼もメンマもスープと同じ線上の味なので見た目よりも単調。味付け玉子は醤油辛ぇ。最初の一口だけはガツンとしたスープだがすぐに食べ飽きる。とは言うものの、若い連中には受けが良い。こってり濃厚で魚臭くないと言うし、大きな叉焼が魅力的だそうな。砕けた骨も彼らにとってはイライラ解消のカルシウムの補給になる。てきぱきと働く主人の姿にも、たかがラーメン屋でも厳しそうな一面と、挨拶や笑顔や勢いがいかに人として大切かを教えてくれるように感じるらしい。岡山の新機軸だとI腹Dは言うが、何でもぐちゃぐちゃに煮ればいいモンじゃない。寒いっちゅーねん!ほんまん。
さて、昼迄は良かったがその後ざぁざぁと降り出した雨。グラウンドコンディションも見る見る悪くなりぐちゃぐちゃ。そんなことは眼中に無いちびっ子選手に「もう勘弁してよう」と呟きながら笛を吹いたお陰でびしょびしょになってしもうたがな。家に帰り一風呂浴びてほっと一息。こういう雨の日はカラッと揚げ物で一杯行きたいねぇ。
先日仕事の道すがら立ち寄った「おタタ津」。カウンターが空いていたのでそこに座り、天ぷら御膳を注文した。天ぷらが主の昼の膳なのだがカウンターの目の前で揚げてくれるのが何よりのご馳走。天ぷらは、エビ、れんこん、茄子、サツマイモ、アナゴ、しし唐、大葉巻きエビの八品を客の箸の進み具合を見ながら揚げてくれる。これを天ツユとごま塩の二種の味で頂く。これに酢の物、香の物、茶碗蒸し、赤だし、ご飯が付いてお値打ちの1,575円。次回ぼいげもも楽しみの一つ。同じ雨が降っても駅前から歩く道すがらも元気にさせてくれるのが心地よい。