びふぉああふたあ

bukky2004-11-29

「今日のは月曜(11月29日より変更)よりずいぶん良いスープです」、「でもちょっと失敗してるんですよ」と、少々難解なご説明を受けながら件の「みぞれそば@735円」を頂く。ことば通り豚骨の香りを押さえこんで全体を一体感のあるまろやかなスープに仕上げている。柚子の香りは少々多くても無問題、かつ、いくらの生臭さなんぞ屁ともしない仕上げ。ここまでやられると逆にもう少し突出した部分が欲しくなる程に。まろやか過ぎて例えが変だがカレーで言うと「こくまろ」。辛い辛いと言ったのが効いたのか、シナチクの味付けやや薄くなった。最初はえぇっ?と思うトッピングだが、スープの底に残った柚子といくらが逆に最後のご褒美に思えてくる。焙り叉焼は油分がずいぶん抜かれている分、物足りなさを感じる。油の旨みが残った「匠」の焙り叉焼の方がストレートで好き。結果として鶏がらを豚骨に替えた意味が「味」として乗っかってきたのかどうか?その辺は作り手の満足が優先されて、客には余り還元されてない様にも感じるので惜しい。
11月29日 旧:鶏ガラ+節系+昆布野菜

11月29日 新:豚骨+節系+昆布野菜

12月 1日 新:みぞれそば(▲叉焼2枚▲玉子+おろし大根+ゆず+いくら)

追記:日記の日付が前後していたので日付を記入。