要らぬ世話で反省と・・・

「もしもし？２０人くらいのコース料理のプラン出来ません？」
岡山と兵庫の県境では「要らぬお世話」「世話焼き」をする方を『ようまし』と呼ぶ。（＝ようま＝世話好き＝頼まぬ世話を買って出る）この言葉、言い当てて妙なので私はあえて使っている。
さて、自他共に認める『ようま師』の私。藪から蛇というか、寝た子を起こすというか、店じまい後の割烹料理屋の次なる展開のコンサル（＝かっこええ言い方をすれば）をしているのだが、休店中にかかわらず、なんとオーナーが２０人の同窓会を受けてしまった。ここまでは良い。料理のプランはお手の物なのだが、なんと『じつは調理人が居ないんですよ』とオーナーがのたまう。「は？私に？やれと言うんですか？」『ぜひ』「メニュープランですか？」『いや、メニューもそうですが厨房で・・・』(ノ゜⊿゜)ノあうあう。
今日、現場を見に行った。使える厨房機器、調味料、調理道具。オペレーションの仕方に当日のスタッフの確認。結果、材料の事前準備と調理機材のメンテを除いて受けることにしたが・・・。