「ぶつ」
「ぶつ」その筋の用語で、主取引の対象で非常に価値のある「商品」を示す。
今回受け取った物は、その「非常に価値のある『ぶつ』」に間違いない!
その「ぶつ」は、我が家から一里と20町ほど離れたターヘルアナトミアを基本とした研究に努める「黒爺庵」からのモノだった。
見た目は「森の水だより」「VAAM」に見える。そして配達人自らくれた「得体の知れない」「ぶつ」。
それらの「ぶつ」。
今までの経験や想像を絶する、思いも寄らぬことが私の口中に訪れるに違いない。
自作人へのプロローグにならないことを願いつつ。今は冷凍保存している。