お・多・津

アガさん画像(拝借)

少々早いが一杯いきましょうか?と、仕事の打ち合わせを終えて足を伸ばしてお多津までゴトンゴトン。小上りには既にラーメンをすするお客さま多数。カウンターも半分くらい埋まっている。カウンターの端に座りまずはビール。突き出しの小いわしの煮付けを当てにまずは喉を潤す。
秋鰆の腹身のたたき、鯖寿司、キスのから揚げを追加し蕎麦茶割りの焼酎に感激。小ぶりのタレ焼アナゴも地物だぞといわんばかりの美味さに同伴した口の肥えた輩も無言の笑顔。ただ、カンパチ?と鮭とイカとスズキの刺身は少々・・・出来れば鰆、ハゼやキス瀬戸内に入ってくる太刀魚などの魚を堪能したかった^^;

さて、前置きはこれくらいにして「らーめん」(画像借用:アガルタさんのご麺の覚書http://d.hatena.ne.jp/agharta/20041008#p2

ヒネの濃厚な香りと旨みに新鮮な魚介のアラを上品にブレンド。正に職人の「技」を否応無しに食べさせる一品。
ただし麺がいけません!五㍗した食感で前回のヘロヘロ麺よりは良いのかもしれませんが麺長20センチしかなく、なんだか3玉100円で売られている袋麺の「焼そば」みたいで私は駄目。太さも今までと違う22番くらいのややちぢれで繊細なスープを絡めて上ってこない。さらに前述のように20センチの麺長ではすする時に鼻腔に香るあの美味さが伝わってこない。

らーめん、されどラーメン。

麺が悪い悪いと言っていたお多津ファンも今回だけは文句は言えまい。が、この繊細なスープには少々軟目の細麺の方が私は好きだ!