たま〜に食べてみたくなるもの

bukky2005-01-10

甘じょっぱい鯨の竜田揚げ。すき焼きの後のおじや。残ったカレーのおじや。
その昔の百姓家ではニワトリや牛を飼っていたのを思い出す。ニワトリが玉子を産まなくなり、弱ってきたら首を刎ね庭の木に吊るし血抜きをした後熱湯を掛けて羽をむしる。今時こんなことをしていたら、それこそ野蛮で動物虐待でと近所に文句を言われそうなほど生活環境は様変わりした。今でこそから揚げだのレバーだのとり皮だのと食べられるようになったが、いまだに砂ずりとか玉紐とかモツ煮は苦手だ。
さて画像はカレーおじや。肉や野菜がほとんど無くなった残り物且つ二日目のカレーにご飯をぶち込みぐつぐつとふつふつと煮込むようで煮込まない微妙な食べ物。それを玉子でとじたり・・・。見た目がよろしくないと言われようが、下品な食べ方だと言われようが、正味旨くなかろうがほっといてくれぇみたいに、たま〜に食べてみたくなる。懐古主義かもしれないが飽食の食生活からすれば鍋の中でご飯をかき混ぜて余分な残り物や残飯を少なくするし、食器洗いのときもずいぶんと楽できる意外と理にかなった正しい食べ方なのかもしれない。んなことはないか(笑