思いかけぬ積雪

bukky2004-12-31

明け方から降る雪にあっという間に白と黒の世界に。色々と巻き起こった自然の災害や事件事故。それらの忌々しい記憶を全て地に伏せさせるように降る雪を、曇る窓ガラス越しにしばしぼーっと眺めていた。見渡す限り白と黒の世界。色即是空空即是色。般若心経の経文中のそんな言葉が脳裏をかすめた大晦日の朝であった。