せみ時雨が虫の音に

bukky2004-08-19

ジリジリと焦げる日差しが和らいだかと思うと、連日の雨と風。さすがに元気だったセミたちの鳴き声もなぜかしら最後のあえぎに聞こえてしまう。
青マツムシの声が、涼しげながらもやかましい今日の夜練。ロングボールに対するファーストタッチからのゲーム展開を数十本繰り返し行ったので、右足のむこうずねから下がけだるくて力が入らない。
冷たい物を飲みながらのしばしの休憩。頭上では相変わらず青マツムシが「そろそろわしらの季節じゃけんのう!」と、いわんばかりに鳴いている。
さてさてこのアオマツムシ、詳しくは知らないが明治の頃の輸入木材と一緒に日本にやってきた外来種。樹の上に住むため戦火を逃れて繁殖。日本の道路整備と共に植えられた街路樹を住処に、東京からどんどん西へと下ってきたとも聞いている。我が家の庭でも数年前からなき始めているので、そろそろ岡山を横断し、福山あたりまで先陣が進んでいるかもしれない。